完全母乳で育てたい母乳育児の方法とは
新生児の育児でもっも大切なこと授乳ですね。授乳には、母乳とミルクの2パターンがあると思いますが、できるだけ母乳で育てたいと思うお母さんがほとんではないかと思います。
しかし、あまり母乳が出ない、赤ちゃんがなかなか母乳を飲んでくれないなど、どうしたらいいか分からないこと、困ることがたくさんあると思います。
育児に完璧、完全はありません。
母乳でないと絶対ダメだなどのネガティブな思い込みなどはせず気楽に楽しいく育児と向き合うことが大切です。
初めての母乳育児するお母さんたちに、完母で育てるために必要な心得、方法をお伝えしたいと思います。
目次
産後すぐに母乳が出なくても焦らない
産後直後、特に初産の場合、なかなかすぐに母乳が出ない人が多いと思います。
なかなか母乳が出なくても焦らないでください。
助産師さんなどにマッサージをしてもらうなどで母乳マッサージを行い、1ヶ月くらいかけてゆっくりと気長に母乳の出を増やしていきましょう。
また、赤ちゃんに吸ってもらう事により刺激を受け、次第に母乳の出も良くなってくると思います。
初めは長時間の授乳により、乳首が痛くなるママがほどんどです。
しかしそれも1ヶ月ほどの我慢ですので頑張りましょう。
そもそも母乳がでる仕組みとは
そもそも母乳は、お母さんの血液のプロラクチンというホルモンによって作られます。
また、母乳が作られた後、外に出そうするのがオキシトシンというホルモンです。(ホルモンの詳細内容についてはGoogleで検索してみてください)このオキシトシンの作用により母乳が出てきます。
またプロラクチンとオキシトシンは乳首が刺激されることにより分泌されます。
乳首が刺激されることによって分泌されるということは、赤ちゃんが吸ってくれることにより分泌されるということですよね。
しかし、生まれたばかりの赤ちゃんはまだおっぱいを吸うことに慣れていないため、乳首へ十分な刺激があたえられません。
乳首の形状、大きさなどにより赤ちゃんが吸いにくい場合もありますが、諦めずに赤ちゃんに吸ってもらうことが大事です。
赤ちゃんも頑張って吸いたい!飲みたい!と思っていますよ。
また、母乳は血液と言いましたが、血液とは主に水分と鉄分でできています。授乳期には意識して水分と鉄分を摂取するようにしましょう。
適度な運動をすることにより水分も摂取しやすく、血行もよくなります。軽いウォーキングなどを始めてみてはどうでしょうか。
始めは混合授乳でOK
生後間もない赤ちゃんはおっぱいの吸い方、吸う力が十分に備わっていません。これにより始めのうちは、授乳時に乳腺への刺激が少なく母乳が出にくいことがよくあります。
母乳不足により体重が思うように増えなくて不安になることもあるかもしれません。
そんなときは、無理に母乳をあたえ続けるのではなくミルクとの混合授乳で対応しましょう。
一番大切なのは赤ちゃんの成長、体調、健康です。赤ちゃんはミルクでも元気にすくすくと育ちますので。
ミルクも栄養満点、ミルク授乳に罪悪感をもたない
最近のミルクは、いろいろな種類もあり、栄養も母乳の劣らないようになってきました。
外出先などでの人前でミルク授乳を行うとき、人の目が気になる事もあるかもしれませんが、罪悪感をもたず、自信をもってミルク授乳をしましょう。
ストレスは最大の敵。赤ちゃんはママの行動、気持ちに敏感です。笑顔で話しかけならがら愛情いっぱいで授乳させてあげることが大切です。
ゆっくり気長に楽しみながら授乳を
授乳中は、赤ちゃんとの最大のコニュニケーションの時間です。初めは3時間おきにあげないとダメだとか、日によっては夜中に何度も起きて授乳なんて日が続き、疲れてしまうかもしれません。そんな時は無理せず、夜は腹持ちのよりミルクに切り替えるなど臨機応変に対応しましょう。
お母さんの疲労、ストレスは母乳には最大の敵です。
授乳は、赤ちゃんとの最大のコニュニケーションの時間です。リラックスして、おいしそうに飲む赤ちゃんの姿を笑顔で応援しながら、できるだけママもリラックスした気持ちで授乳しましょう。
授乳期間はだいたい1~2年と限られた時期にできる貴重な経験、体験ではないでしょうか。
きっと後々思い返せば、あの頃は大変だったけどいい思い出だったなぁと思うはずです。
完母を目指す4つの心得え
・産後すぐに母乳がでなくても焦らない。
・ミルク授乳、混合授乳に罪悪感をもたない。
・適度な運動、水分摂取でよい母乳を作るように心がける。
・授乳の時間を楽しんで笑顔で赤ちゃんとのコミュニケーションをとる。
上記の心得えをもっていても、母乳がなかなか出ない場合や、母乳が出ているが赤ちゃんが飲んでくれないなどの状態が続くと不安になると思います。
よい母乳を作るためにはしっかりと食事、栄養をとる必要がありますが、毎日食事のメニューを考えるだけでも大変なのに、さらに栄養のこと考えながら料理をするのはとても大変なことだと思います。
最近では、赤ちゃんが昼寝したときなどのちょっとしたティータイムに、気軽に飲むだけで健康でおいしい母乳が出やすくなる母乳育児のサポート飲料などもあります。
母乳で悩むママたちの見方になるかもしれません。