母乳が出なくて悩んだ育児、さまざまな経験も良い思い出となっています。
私が出産し初めての育児のを行う時、周りでは完全母乳を目指すママが多いことを知りました。
自分自身は粉ミルクで育っていますし、よほどこだわりのある人だけが母乳育児をするのかと軽く考えていました。
初めての母乳育児、母乳が出なくて悩んみました
しかし、実際に出産してみると病院からは母乳育児を勧められ、周りの友人はほとんど完母でした。
出産も赤ちゃんに関わるのも初めてだった私は赤ちゃんは必ず母乳で育てなければならないという考えに縛られていきました。
実際に出産後、周りの親戚やちょっと知り合った老人にまで「母乳で育てているのか」「ミルクは足さなくて大丈夫なくらい出ているのかな」と言うようなことばかり聞かれて少しノイローゼのようになりました。
実際には私は、乳首が短かったために初めは補助具を使用して授乳していたために、あまり母乳の出は良い方ではありませんでした。
子供が1ヶ月に1000グラム増えると言われている時期に、200グラムほどしか増えない時期もあってかなり助産師さんにも相談しました。
体重の問題もあり、初めはミルクを足して混合で授乳をしていましたが、ミルクを飲んだ後のげっぷがうまくできないず一時、赤ちゃんが大量に嘔吐したことがあってミルクにもそんなに頼れない状況でした。
子供の体重を増やすためには何としても母乳の出を良くしなければならなかったのです。
母乳の子は体重の増加量が少なくても仕方がないという考え方も聞いたのですが、どうしても母乳でなければと意識しすぎて、母乳がどうやったら増えるかということばかり考えていました。
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母乳を増やすためした努力。いろいろなことを調べて試しました。
当時はとにかくインターネットで母乳を増やすための方法を調べていろいろな方法を試しました。実際に効果があったなあと感じたのは、とにかくご飯やお米を食べることです。おやつもおせんべいばかり食べていました。
後は母乳に良いとされる小豆茶を飲んだり、牛蒡子と呼ばれる牛蒡の種をお茶にして飲んでいました。後は調べていてとにかく説得力があったのは「とにかく赤ちゃんに、母乳を頻繁にたくさん飲ませること」です。
赤ちゃんが母乳を飲むことによって脳に刺激が行き、母乳を分泌させるためにひつ必要なプロラクチンと呼ばれるホルモンが出るそうです。
初めのころは赤ちゃんが泣いた分だけ、頻繁に母乳をあげるようにしました。
昼間は1時間おきということもありました。また、夜こそ母乳が出るホルモンが盛んになるとのことで、夜に飲んでもらうチャンスを逃してはならないと思い夜中も3回ぐらい起きて授乳をしました。時には夜中に赤ちゃんが寝ていても起こしてまで母乳をあげていました。
間が空くとそれだけ出にくくなってしまうと思い神経質になったいた時期でした。そんないろいろな努力があったせいか、母乳の量も安定していき赤ちゃんの体重もそれなりに増えるようなってきました。そのまま一人目の子供は1歳1ヶ月ごろまで授乳をしました。
この時には食事内容に気を付けて母乳に良いとされるものしか食べていなかったので、体重もかなり減りました。また、乳腺炎などにもなりませんでした。
【2人目の育児】1人目の経験を活かし順調な母乳育児になるかと思いきや。
二人目を産んだときは自信を持って母乳育児を進めることができました。しかし、2回目だったこともあり母乳が出すぎてしまって、赤ちゃんが飲みきれないということがしばしばありました。
赤ちゃんはもう飲むのをやめているのに母乳だけがビューっと噴水のように出て赤ちゃんの顔を直撃して泣かせてしまうことも多々あったのです。
特に新生児の時は、片方のお乳だけ飲んで寝てしまうことも多々あり、反対側の胸が張ってしょうがなかったです。
授乳から2時間ほど経つと胸が痛いということが3ヶ月目ぐらいまでは頻繁にありました。また、2人目の育児ということ、母乳の出も問題なかったことから油断をしており、食事内容もあまり気にせずに好きなものばかり食べていました。
その結果、摂取するカロリーが多くなってしまい母乳量はたくさん出るが詰まることも多かったです。実際に乳腺炎にもなってしまい40度の熱が出たこともありました。
しかし、2人目ということで母乳の扱いに慣れてきて詰まりそうな時に自分でマッサージをしたり、詰りを解消するハーブティを飲んで一人目の時よりはうまく母乳育児ができたように思えます。
一人目の時に苦労して赤ちゃんにたくさん母乳を飲ませたので、たくさん乳腺が開通して母乳がたくさん出るようになったのではないでしょうか。今では一人目の不安な育児の中で、必死に赤ちゃんに頻繁に母乳を与えていたのがとても良い思い出となっています。
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