完全母乳で嬉しいはずなのにトラブル続発です
出産後、なかなか母乳が出ないことが悩みで、毎日おっぱいマッサージをしたり、母乳に良いといわれる根菜類や和食を取るようにしたりといろいろ努力しました。
40度の熱と寒気。1週間ごとになる乳腺炎
その甲斐あって、生後1ヶ月が過ぎる頃には完全母乳に切り替えて良いという先生の言葉が聞かれ安心していた時でした。
朝起きると、ひどい頭痛と寒気で動けないほどでした。40度近く熱が出て、乳がうずくような痛みがするのです。
すぐに産婦人科に行くと乳腺炎とのことでしたが、そこまでひどく乳腺は詰まっておらず、食事と授乳の仕方など問題はないのでこのまま様子をみましょうと言われました。
しかし、その後1週間ごとに40度の熱が出るようになり、乳腺炎になり始めて1ヶ月経つころには体重が出産前から13キロもやせてしまったのです。原因は育児と家事を産後から誰にも頼らず全て自分一人でしていたため、過労から発熱と乳腺炎を頻繁に起こしてしまっていたからです。
子どもの寝ている間に弁当作り食事の準備、掃除も今まで通りにしていたことを話すと助産師さんに無理をしすぎだと叱られました。
それからは、子供の寝ている時間は自分も横になることにして主人も家事をかなり手伝ってくれるようにすることで乳腺炎になることは無くなりました。
特に一人目の赤ちゃんを産んだあとは、子供が出来たからと育児ばかりを頑張りすぎるよりも、母子ともに健康ということを大切にしていきたいと思います。
はやりママが元気でないと赤ちゃんにも影響しますからね。
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催乳感覚って?乳房に激痛が
母乳が出るようになってから1ヶ月後、子供が飲み始めると背中の方でポコポコと水分が子供に吸い寄せられていくような感覚がするようになりました。子供が吸うことで刺激を受け、母乳が作られている感覚を強く感じるようになったのです。
しかし、それがだんだん強くなり、乳頭がチクチクすることから始まり、ビリビリとおっぱいの中を針でひっかかれているような耐え難い痛みになってきました。子供が吸っている間は、何かを強く握って歯を食いしばっていないと耐えられないほどでした。
しかし、健康上何ともなく、痛みは子どもがおっぱいを吸い始めた時のみあったので、しばらく様子を見ていました。
そんな時、子どもが生後3ヶ月で来てくださる保健士さんに相談したところ、「催乳感が強く出ている。しばらくすれば収まるので心配ない。」と言われました。
保健士さんの言う通り、そのままにしておくと1ヶ月ほどして痛みが無くなりましたが、それまでは授乳の時間が嫌になるほどひどい痛みでした。
この催乳感という感覚は人それぞれで違い、私の場合はかなりひどかったそうです。乳腺炎はよく聞く症状ですが催乳感覚については知らない人も多いと思うので、母親教室などで教えてくれればよかったのになと思いました。
噛まれるのは耐え難い痛み
子どもが大きな口を開けた時に、歯茎がうっすら白く見えると「歯がはえた!」と親は皆、嬉しい気持ちになったはずです。私もわが子の成長を嬉しく思っていました。しかしまさか、それがこんな大変なことの始まりになるなんて知りもしなかったのです。
歯がはえ始めてから授乳中、歯が当たるとチクッと痛むようになりました。そして、機嫌が悪い時や遊び飲みをする時は、歯茎がムズムズするするのかガジガジと乳を噛むようになったのです。
乳の先をねじるように噛まれるのはかなり痛かったです。あまりに痛むので、見てみると乳が傷ついて小さな傷ができ、血が出るようになりました。
そこで、ネットで対策を探し実行することにしました。うちの場合、寝る前やお腹がへっていて夢中で飲むときは噛むことはありません。遊び飲みをしていて、乳を噛む時のみ「痛い。」と強く言って、すぐに引き離すことにしました。
また、上手に飲んでいる時は必ず褒めるようにします。
それを徹底していくことで、「痛い。」と言った時はびっくりして自分から離すようになり、2週間ほどで噛まなくなったのです。
思ったよりすんなりやめることができ、噛み始めてすぐに取り組むことで癖になる前に辞めさせられて良かったなと思いました。
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