乳児の肌トラブルにはワセリンがいいと聞いたけどその結果は?
本当に、1歳までの長男の乳児湿疹にはけっこう悩まされました。
長男の乳児湿疹とオムツかぶれに悩んだ日々
特にひどかった場所は胸あたりです。
よだれの多い子だったせいもあると思いますが、頻繁によだれかけを取り替えてもよく赤くなっていました。
痛々しいその姿を見ていると、ママであるわたしの小さい頃を思い出して胸が苦しくなることもあったんです。
わたしは小さい頃から肌が弱くてアレルギー持ちでした。
そのため、将来子供にも遺伝するのではと心配していたんですが、幸い息子はアレルギーがありませんでした。
それでも乳児湿疹になってしまったことを思うと悲しかったですね。ツルツル肌の赤ちゃんを見ると、どうして自分の子はそうじゃないのかという気持ちになりました。
「ママのケアが下手でごめんね」と子供に謝ってみたこともあります。
オムツかぶれもなかなか治りませんでした。よくオムツ替えの時にお湯でおしりを洗ってあげるといいと言いますが、毎日忙しく子育てをしていると毎回できることではありません。
どうにかしてあげたいといろいろ調べたり助産師さんに相談するなどしてみました。そして、乳児の肌トラブルには「ワセリン」がいいということを初めて知りました。
さっそく用意して子供の気になるところに使ってみることにしたんです。
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ワセリンは薬じゃないと知って
乳児湿疹にワセリンを使うようにしてみたものの、息子の肌が劇的に改善することはありませんでした。これは後から知ったんですが、ワセリンは保湿剤であり治すものではないらしいんです。
どおりでおかしいと思ったのは湿疹の状態が変わっていったと感じた時でした。それまではかさついたものだったのに、ワセリンを使うようになってから脂漏性湿疹と言われる膿んだようなものになっていきました。
「あれ?これって悪化してない?」と思ってからは思い切ってワセリンを使うのをやめました。
なぜきっぱりやめられたかというと、これもママであるわたしの子供時代の記憶によるものです。いろいろ薬を試しても効果がない時や悪化しているように感じた時、わたしの母は薬を使うのをやめて様子を見るようにしていました。
そうすることで少しずつ良くなることもあったんです。それを思い出してわたしもひとまず違う道を探ろうと考えました。
わたしがワセリンに頼らなくなってからしたことはとにかく息子を清潔にしてあげることです。オムツ替えの際におしりを洗うだけではなく、沐浴の時にベビーソープを使うこともやめました。
極力肌に刺激を与えないようにしてみたんです。
着せる服もやわらかいものを厳選して着せるようになりました。
息子の肌トラブルを経験してから
息子の乳児湿疹は徐々に良くなっていきました。
単に成長とともに肌が丈夫になっていっただけかもしれませんが、ママの子供の頃の経験が役にたったのかも?なんて思うと子育てにもちょっと自信がつきましたね。
それから数年経ち、息子はすっかり大きくなりました。今でも季節によっては乾燥しやすい子なのでママとして心がけていることがいくつかあります。
それは肌トラブルが起こる前に対策をしておくということです。
一つ目は部屋の湿度が下がる前に加湿しておくことです。乾燥しやすい季節を迎えたら早めに加湿しておくことで肌トラブルを未然に防いでいます。
息子に限らずわたしも乾燥肌なのでこれは欠かせません。夫は乾燥を気にしたことがないそうです。それはわたしが早めに対策しているからだと断言できます!
二つ目はからだに塗るものを乾燥する前に活用することです。ボディークリーム、リップクリーム、ハンドクリームは入浴後に欠かさず息子に塗ってあげていました。
今はもう自分で塗れるので、忘れている時には使うように声をかけるだけです。
男の子なので面倒に思うこともあるようです。でも、肌トラブルの話をしたり乾燥で皮膚が剥けるような経験もしたことがあるので言えばわりと素直に従ってくれています。大人になるまでしっかり習慣付けてあげるのがママの役目かなと思っています。
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