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母乳にはいつまで栄養があるの?いつまで母乳をあげるのがよいのかを考える

日々の母乳育児お疲れさまです。

母乳育児が軌道にのり順調に授乳できるようにり日々の育児を行うなかで、母乳はいったいいつまで続ければいいのだろうか。

6ヶ月?1歳まで?いつがベストなんだろうと気になるママもいるのではないでしょうか。

母乳はいったいいつまで与えることが子どもにとってよいのか、母乳が赤ちゃんに与える栄養などの面について考えながら、母乳育児を行う期間について考えていきたいと思います。

 

 

母乳には赤ちゃんに必要な栄養成分がたくさん含まれている

当たり前のことですが、母乳には赤ちゃんの成長に必要な栄養成分がたくさん含まれています。ビタミン・ミネラルなどがバランスよく含まれおり、この栄養成分はそれぞれの赤ちゃんの成長状態に応じて変化、調整されていきます。

特に、母乳の中に豊富に含まれている乳糖という成分には、カルシウムや鉄分の吸収を促し赤ちゃんの脳へエネルギーを送ります。

特に赤ちゃんの脳、中枢神経の成長は凄まじくとてもたくさんの栄養、エネルギーが日々必要となります。

ですのでこの乳糖はとても重要な役目があることがわかりますね。

 

なんと、母乳の成分は1回の授乳の始めと終わりで栄養の成分が変化しているのです。特に変化しているのは脂質すなわち脂肪分です。

脂質はエネルギー源として最も重要なものです。授乳の始めのころは低脂肪状態であっさりとし赤ちゃんが飲みやすい状態になっているのです。授乳が終盤になるにつれて脂肪量が増えていき濃くなっていきます。

 

味も少し濃くなってくるのでしょうか(実際に味見したことがありませんのでわかりせんが)、この脂肪量が増えて濃くなることにより赤ちゃんが満腹感を得やすくなる効果もあるようです。

 

感染症から赤ちゃんを守る!初乳の驚くべきパワーとは。

出産後、初めての母乳を「初乳」といい免疫物質がたくさん含ませています。この免疫物質により初めて外の世界に出てきた赤ちゃんを菌から守っているのです。

この初乳は普通の母乳(成乳)と比べると少し粘り気があり色は黄色みがかかっています。

 

また免疫物質と同じくらいにタンパク質もたくさん含まれています。このタンパク質には分泌型免疫グロブリンA(SIgA)が豊富に含まれておりこれにより赤ちゃん体の内から外まで膜をつくり細菌やウイルスまたはアレルギー物質が血中へ侵入してくるのを防いでいるのです。

このように医学的にも母乳・初乳にはとても重要で大切な栄養成分や免疫物質が含まれていることがおわかりになったと思います。また、母乳育ちの子どもが小学生になったときに病原性大腸菌O-157に感染しにくかったというデータもあるようです。(1996年大阪府立母子健康総合医療センターの調査結果による)

 

初乳は特に濃厚で貴重な免疫物質がたくさん含まれています。通常の母乳(成乳)にもちゃんと免疫物質は含まれていますが初乳に比べると濃度的には薄くなっているようです。

しかし、だからと言って母乳の良さが薄れているいうわけではありません。月日が経つにつれて赤ちゃんの母乳を飲む量も増えていきますよね。

母乳を飲む量が増えるためトータル的に摂取する栄養や免疫物質の量も減ってしまうことはありません。

 

引き続き、母乳の力によって細菌などからしっかりと赤ちゃんは守られるのです。

 

1歳くらいになると母乳の栄養はなくなってしまうのか?

出産後、6ヶ月くらい経つと母乳の栄養や免疫成分が薄くなってしまい、1歳ごろともなると母乳はすでに水分を取るくらいの役割しかないという話をされたり聞いたりするママもいらっしゃるかもしれません。

このようなことは特に1970年代ごろの第二次ベビーブームのころによく言われていたようでが、実は医学的な根拠などはどこにもないのです。都市伝説くらいの噂話なんだと思っていください。

 

確かに産後直後から母乳に含まれている母体免疫IGgは、産後6ヶ月ごろでなくなりますが、母乳免疫IgAといわれる免疫物質はその後もずっと含まれているのです。

 

考えてみましょう。

母乳はママの血液からできているものですよね。ママの血液は出産直後からその後、薄くなることはありませんよね。

ですので母乳自体も薄くなることはないのです。

現在の医学の調査により産後2年以上たっていても母乳にはしっかりと免疫成分が含まれていることが証明されているようです。

 

また最近ではママが風邪を引いてしまった場合でも母乳はあげた方がよい、とう考え方になっています。

 

これはママの風邪に対して出来た抗体を赤ちゃんにも与えられることで赤ちゃんの風邪の予防にもなるということのようです。(薬を服用している時は医師の診断を受けて問題なければ授乳するようにしていください)

 

離乳食は補助的な役割でいい?

離乳食が始まると母乳を飲む量が減ってしまう場合でも出来るだけ離乳食前と同じくらいの量を授乳するように心がけてください。

6ヶ月~1歳の子どもに必要なエネルギーの半分以上は母乳で摂取することができるのです。さすがに、全ての栄養を母乳だけで摂ろうすると授乳量、頻度をかなり増やさなければなりません。

大体2リットル近くの母乳が必要になる計算です。これではママも赤ちゃんも毎日大変ですよね。

 

離乳食ではこの母乳では足りない栄養を補うために離乳食を始めるということが正しい離乳食の役割であり考え方なのです。

「離乳食」という言葉のイメージで母乳から離れて行くために食事をするというような感覚になってしまい誤解されがちです。これからはこの「離乳食」という言葉も徐々に変わってくるかもしれません。

 

母乳をメインに考え、離乳食は補助的な役割と考えるようにしましょう。

こうすると1歳ごろには母乳の栄養がなくなってくるから母乳をやめようということは思わないはずですよね。

特別な事情がない場合は、ママと赤ちゃんが納得して満足のいくまで母乳をあげ続けることがとても幸せなことなのです。

 

世界的には2歳まで母乳を飲ませることを推奨している

WHO(ユニセフ)では「2歳まで母乳育児をしましょう」といっています。先ほどもお話しましたが、離乳食は補助的な役割とし母乳がメインで必要な栄養を取ることをすすめています。

60年ほど前の日本の母乳育児を終える平均は2歳だったようです。

そこから母乳の考えん方や生活環境の変化などにより1歳ごろに母乳を終えることが一般的と考え方が変化してきました。

このことは当時の厚労省もすすめていたようです。

 

実際に2001年度までに発行された母子手帳の1歳の欄には「断乳完了or未完了」といったようなチェック項目があり、1歳での断乳が一般的で常識だというような内容になっていました。

その後、母乳育児の考え方が見直され、1歳での断乳がいいということにはなんら医学的根拠がないことから、この内容は削除されました。

また近年では、断乳というある日から母乳を断ち切ってしまう考え方ではなく、出来るだけ自然に少しずつ授乳の頻度や量を減らしながら母乳を終える卒乳という考え方が推奨されてきています。

 

さまざまな事情があるとは思いますが、赤ちゃんが「もうおっぱいいらない」となるまでしっかりと母乳育児を続けられれば幸せですね。

 

まとめ

●母乳には赤ちゃんに必要な栄養素が満点。とくに初乳には栄養素が凝縮されています。
●免疫物質も豊富で感染症の予防にもなっている。
●母乳の栄養は2年以上経っても変わらずしっかりと栄養素は含まれている。
●母乳がメインで、離乳食は補助的な役割でよい。
●世界的には2歳ごろまで母乳育児を推奨している。
●断乳ではなく卒乳させるとう考え方になってきている。

 

母乳に含まれる栄養からわかるように、母乳には赤ちゃんにとってとてもいいことばかりだということが理解していただけたかと思います。

 

日本人の特徴としてどうしても、周りに合わせてしまいがちな傾向があります。

周りがもう母乳をやめているので母乳をやめようと思わないでくださいね。

 

人それぞれの育児スタイルがあるのです、子どもの気持ちを第一に考えて、できるだけ自然な形で母乳を終えられる「卒乳」を目指しながら授乳というとても貴重で大切な赤ちゃんとのコミュニケーション時間を満喫してください。

【案内人】ユッキー

30歳で初めての出産。

母乳で育児を行うも思うように出ず、ミルクとの混合で育児を行こととなる。
母乳とミルクとうい混合で育児を行い、両方を経験することによりそれぞれの、苦労や喜びを実感する。

育児をする全てのママ達を応援サポートする為、日々奮闘中。

密かに、二人目も欲しいと思っている。

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