大丈夫!夜泣きはいつか必ずおさまります!
私には28歳の娘と26歳の息子がいますが、夜泣きが激しかったのは息子の方です。
息子の夜泣きのキッカケは。。
何故か男の子の方が夜泣きが多いようですね。
うちもごたぶんにもれず……
娘の時は、生まれて3か月までは3時間おきにお腹を空かせて起きましたが、おっぱいをあげると寝てくれました。
それでも新米ママには眠くてつらい日々だったのですが、まさか二人目であんなに大変な目に合うとは思ってもみませんでした。
さて、息子は娘の場合とは違って、おなかを空かせて起きてきた時におっぱいをあげても、なかなか寝てくれず、グズグズと泣いているような赤ちゃんでした。
「男の子は育てにくい」とは聞いていたけれど、なかなか寝てくれないって本当だなぁ。
なんて思いながら、それでも二人目ともなると余裕があります。
私もちょとやそっとではめげずにがんばっていました。
ある時期までは……
息子の夜泣きが激しくなったのにはきっかけがありました。
息子が3か月の時に私が急性肝炎で入院したのです。
私の入院中、娘は私の実家に、息子は夫の実家に預けました。
そして1か月後。
私が退院してきたその日に息子を連れて帰り、その夜から激しい夜泣きが始まったのです。
当時、夫は出張続きでほとんど家にいなかったため、たった一人で闘いぬくしかありませんでした。
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なかなか寝てくれない息子に苦戦する日々
毎晩9時頃には眠そうになる息子は、抱っこでゆらゆらしているとウトウトとしてくるのですが、布団に下したとたんに号泣!
仕方なく再び抱っこから始め、根気よくゆらゆらしていると泣き止んでウトウトしてくるけれど、布団に下したとたんに号泣!
何度か繰り返すうち、布団から抱き上げても泣き止まなくなり、延々とギャーギャー泣き続けます。
まるで、「寝たらまた抱っこをやめるつもりだろ!騙されないぞ!」って叫んでいるかのようでした。
1時間くらい抱っこを続けるとまたウトウトがはじまるのですが、布団に下すとまたすぐ号泣……
そんなことを毎晩エンドレスに続ける毎日。
あ、それでもお昼寝はしてくれたんじゃない?
って思いませんか?
せめてお昼だけでもぐっすり眠ってくれたら助かるんですが、お昼も同じような状態だったのです。
当時、娘もまだ2歳になったばかりだったので、手が離せません。
夜中のように抱っこでゆらゆらしてるわけにはいかないので、息子はおんぶ紐で背中にくくりつけて家事をしていました。
退院したばかりで体調も万全ではなかった私は、夜泣きのおかげで毎日クタクタのふらふら状態です。
余談ですが、銀行のATMでおろした2万円を取り忘れたのもこの頃でした。
「忘れた!」
と気づいて慌てて銀行まで引き返した時には既にお金はありませんでした。
息子に返してもらいたい……(苦笑)
そんなこんなで、私は心身ともに限界が近づいていました。
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気楽に、逆転の発想で夜泣きに悩む日々から解消される!
私の夢も希望もどこかに消えて、願望といえば「寝たい」ただそれだけでした。
そのためには、ギャンギャン泣き続ける息子を寝かさねば。
しかしね、出来ることは全てやっているわけです。
じゃあ、どうすればいいんだろう?
そんな私の頭に、ある夜ひらめきが降りてきました。
「別に寝なくていいんじゃないの?」
そうです。私は寝ることを諦めました。
どうせいつかはこの悪魔も夜泣きをやめるに違いない。
それはわかっているんだから、しばらく寝るのを諦めよう。
ついでに、無駄な努力もやめました。
抱っこでゆらゆらしてあやしたりしても、どうせ泣き続けるだけです。
しかし、泣いてる子を布団で放置するのは私の心が痛みます。
第一うるさくて寝てられません。
なので、息子が泣いている時はリビングの椅子に座って好きな雑誌などを読んでいました。
どんな大声で泣いていても泣き声は気にせず、雑誌を読む方に集中します。
そうするといつの間にか息子も眠ります。
しかし布団に下すとまた泣き始めるに決まっているので、雑誌を読むのに飽きるまではそうしていました。
そろそろいいかな~と思って息子を布団に下すとやっぱり泣き始めます。
今までは「またか~」と落胆しながら抱き上げていましたが、落胆するのをやめて「こんなもんさ」と思うようにしました。
再び抱き上げて、椅子に座ってまた違う雑誌を開いたり、深夜番組を眺めたり……
そんな夜が続いたある日のこと、気が付いたら夜の12時から朝の6時まで、なんと6時間連続で息子が寝ていました!
ということは、私も6時間寝ていました!
この日の朝のスッキリ感は25年が過ぎた今でも忘れられません。
そしてその日を境に、見事なまでに息子の夜泣きはおさまりました。
夜泣きが始まってからちょうど半年目のことでした。
夜泣きは一生続くもんじゃありません。
絶対そのうちおさまります。
赤ちゃんは泣いてもどうってことありません。
ママは少々寝なくても死にません。
なんだかんだと言ってるうちに、こうやって夜泣きはおさまっていきます。
そしてママは強くなっていくのです。
大丈夫大丈夫。気を楽にもってくださいね!